竹田アートカルチャーで出展している池邉祥子さんの展示です。 開催地竹田の方々に「仕立てられた服」についてインタビューし、タンスの奥深くに仕舞われたままだったり、忘れられてしまった貴重な「仕立て服」をコレクションしていくプロジェクト。その「仕立てらてた服」にはストーリーがあり、驚くような素晴らしい縫製と布地だったり...。今すぐにでも着用できそうな洋服たちでした。 写真は池邉さんの作品ですが、会場にはコレクションされた地元の洋服の展示設置がされています。 服飾は「文化」。竹田のこれまでの文化を垣間見れる貴重な展示です。 安価なファストファッションの時代ですが、丁寧な手仕事により製作された洋服は100年は着用できます。ほつれや劣化はお直しすれば甦り、流行もカタチを少し変え整え、コーディネートなどで楽しむことができます。忘れてはならないことに気がつかされた展示でした。 池邉さんの「池邉祥子服飾研究室」の活動の軸となる仕事に、洋服を受注製作するということがあるのですが、「仕立て」という重要なコンセプトの竹田での展示中、会場で実際に洋服をオーダーできます。布地のサンプルや、ジャケット、スカートなどのサンプルもあり、素敵な一生もののお洋服を作れます。是非、週末にでも足をお運びください。 会期は10月16日(日)まで。
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| 2011-10-13 14:00
| fashion
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